呼吸

いらっしゃいませ。
ピースカイロプラクティックの囲和彦です。

 

毎日、息(呼吸)をしていますか?
もちろんしていますよね(^^)

 

呼吸中枢が血中の酸素や二酸化炭素、pHをチェックして

適切に呼吸の管理をしているから

ほっといても

寝ているときでも

休みなく、呼吸していますね。

 

あなたのカラダの中で

勝手に働いてくれているのは、他にもたくさんあります。

心臓もそうですね。

休みなく毎日働いてくれています。

 

心臓の心拍を早めたり、遅くしたり、

意識的にはできませんが、

呼吸は、早めたり、遅くしたり、我慢したりできますね。

これって、すごいと思いませんか?

呼吸は、中枢の制御とあなたの意識との両方でコントロールできるのです!

 

肺には筋はありません。

小さい風船の集まりのようなものです。

 

どうやって肺に空気を取り入れたり出したりできるかというと

胸や腹を使ったりします。

 

原理については、山登りにしましょうか、いや注射器を考えていただきましょう。

 

 

注射器のピストンを引くと

液体や気体を吸い込むことができます。

注射器のピストンを押すと

液体や気体を出すことができます。

 

ピストンの役割になるのが

胸やお腹です。

 

胸を大きくすると空気が吸い込まれます。

胸を小さくすると空気が追い出されます。

 

これが胸式呼吸です。

 

通常の呼吸でも横隔膜が動いています。

お腹を膨らませると、更に横隔膜が下がって、空気が吸い込まれます。

お腹をへこめると、更に横隔膜が上って、空気が追い出されます。

これが腹式呼吸です。

ちょっとコツが必要かもしれません。

横隔膜は筋でできていますから、お腹と連動させて動かす感じです。

 

 

女性は胸式呼吸、男性は腹式呼吸がやりやすいと言われるようです。

 

 

 

カラダのどこでもよいですが、

動くということは筋がはたらいています。

 

 

呼吸でも筋がはたらいています。

横隔膜自体も筋だとお伝えしました。

呼吸のときには、その横隔膜や肋骨の間にある肋間筋が主に働いています。

 

さらに意識的に呼吸をすると、

お腹の腹直筋、腹横筋、腹斜筋などを使います。

首や肩の僧帽筋、胸筋、肩甲挙筋、斜角筋などを使います。

 

これらの筋がうまく使えなかったり、使いにくい状況になっていると

呼吸が浅くなったり、息苦しく感じるかもしれません。

疲れやすいかもしれません。

どんな状況か、例えば

首の痛みや肩こりなどがあるとか

背中の痛みや腰痛などがあるとか

です。

 

単に呼吸と言っても

カラダがうまく働いてくれていることを

わかっていただけますでしょうか。

 

 

逆に言うと、普段から深呼吸とかをやるだけでも

首の痛み、肩こり、腰痛などを予防できると思います。

 

 

呼吸には、気持ちを落ち着かせるときにも使いますね。

呼吸には、自律神経系がかかわっているようですから。

 

なかなか眠れないときは、意識して呼吸するのもよいですよ。

あくまで頑張らずゆったり呼吸です。

お布団に入って、ゆっくり吸ったり吐いたりします。

吸ったり吐いたりの音も聞きながら

考え事をしないように音に集中する

その音も優しい寝息のような心地よい音に

スー、スー

 

そうしている間にいつのまにか寝てしまいますよ。

 

それではそのままおやすみなさい。
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