いらっしゃいませ。
ピースカイロプラクティックの囲和彦です。
最近聞いた話で、最近の小学校でアキレス腱のストレッチの仕方が以前と違うそうなのです。
えっ、いろいろ変える必要なかやろうと思ったのですが。。。
思い出してみてください、あなたがアキレス腱を伸ばす時は
膝が伸びていますか?
膝が曲がっていますか?
最近の小学校では、膝を曲げてやるそうなのです。
( すべての小学校がそうか、その話が本当かも未確認ですが(^^; )
膝が伸びているのと曲がっているのでは何が違うかわかりますか?
効果が違うのです。
アキレス腱を伸ばすと言っても筋も関係します。
まず、解剖学から筋について説明します。
アキレス腱はかかとの骨に付着しています。
その反対側は3つの筋につながり、それぞれの筋が足の骨に付着しています。
筋や骨の名前についても(かっこ)で簡単に説明しますね。
まず、2つの筋(腓腹筋の外側と内側)は、膝をまたいで太ももの骨(大腿骨)に付着しています。
あと1つの筋(ヒラメ筋)は、膝までいかないでふくらはぎの骨(脛骨、腓骨)に付着しています。
ということを踏まえて、その効果を説明します。
膝を曲げていると、
腓腹筋(外側も内側も)は、膝をまたいでいるので、かかとと筋の付着しているところが近く緩んだ状態となり、伸びにくいです。
ヒラメ筋は膝には関係していないので伸ばすことができます。
膝を伸ばしていると、
どちらの筋も伸びやすくなります。
膝を曲げたストレッチだと伸びないところがあり不十分かと思います。
全部伸ばしたければ膝を伸ばして行うとよいですし、少しずつ伸ばしたければ膝を曲げて伸ばした後、膝を伸ばしてからまた伸ばすのもよいかもしれません。
このように、アキレス腱の簡単なストレッチでも身体の構造を考えて行うことでより効率よく行うことができます。
不足しているとその後の運動などで、ケガの可能性も高くなりますので、気を付けながら行いたいものです。
他にも、気を付けたいことは、
しっかり水分を取っておく
温まった状態で行う
適切な体勢で行う
ストレッチしたいところをリラックスさせる
勢いをつけないでゆっくり行う
呼吸を止めない
などなどです。
納得できましたでしょうか。
何だかストレッチしたくなってきました(^^)
楽しく身体のケアして楽しい人生を!
読んでいただきありがとうございます。
またつまらぬものをアップしてしまった(笑)石川五右衛門風